瀬田清史写真館
Kiyoshi Seta Photo Alubum


ポーランドから
運転免許証の更新
(2019年8月)  
去年の10月に、日本の運転免許証からポーランドの運転免許証を取得した。
有効期限は日本の免許証の期限と同じ、今年の8月。(詳しくはこちら

免許の更新手続きに必要な書類を聞きに役所へ行った。
その時偶然にも英語の通訳がいて、助けてくれた。

必要な書類
 ・パスポートのコピー
 ・住民票
 ・医者の診断書

医者の診断書をもらう場所と、どの様な検査が必要なのかをポーランド語でメモに書いてもらった。

そのメモにはメディカルチェックの様なことが書いてある。
妻は、「認知症のテストかもね」、と恐ろしいことを言う。
英語があまりできないので、もし認知症のテストがあったらまともに答えられない!
どうしよう?ポーランドで運転が出来なくなる。
毎年日本へ帰って国際免許を取るしか方法はない・・・

翌日、覚悟を決めて指定の場所へ・・・いざ出陣!
先ず3階の受付でメモを見せ、200ズローチ(6,000円)払うとすぐに書類を作ってくれ、2階のドクターの所へ行けと言う。

2階へ行くと既に15人ほど列んでいる。これじゃ2時間以上かかるよ~~!
受付でも5人列んでいるのでその後ろに列んでいると、受付の中年の女性が出てきて僕を別の場所へ連れて行き、順番抜かしで手続きをしてくれた。
・・・どうして???

なんとなんと、それだけではなく、列んでいる人の先頭の人に話をして、僕を先頭にしてくれた。
・・・どうして???・・・なんで???
僕がカッコ良いから?・・・・
僕って、マダムキラー??

直ぐに診察室へ入る。
英語で簡単な問診と、聴診器で胸の音を聞き、血圧を測る。
上が140だったので、「毎日血圧を測りなさい」と忠告を受ける。
目をつむって片足立ち、視力検査が有り、色覚テストと反射神経のテストもあった。
今後どのくらい運転をしたいのか、と聞くので、ズッと長く運転したいと答えると、「では5年にしよう」と言う。
ポーランドの免許の期限は、僕の様な年寄りは医者が決める様だ。
認知症のテストは無かった。ホッ・・・

先生が書類を作ってくれ、それを持って再び受付のマダムに見せると、
「OK。フィニッシュ!」と笑顔で見送ってくれた。
・・・・・・僕って、マダムキラー??

その書類と100ズローチ(3,000円)を持って役所へ行く。簡単に受け付けてくれて、10日後に取りに来いとの事。ウィーン土産のモーツァルトチョコをお礼に渡すと、とても喜んでくれた。

10日後に取りに行く。書類には3時までと書いてあったが気がつかず、4時に取りに行くと受付が終わっている・・・・・
途方に暮れたが、免許証の手続きをしてくれる部屋のドアをノックして勝手に入る。
まだ人がいて、僕の顔を見ると、「ハーイ!」と笑顔で声をかけてくれ、新しい免許証を出してくれた。
時間外なのに・・・・モーツアルトチョコのお陰?

賄賂は良くないけれど、プレゼントは人と人との潤滑油!

賄賂とプレゼントと、どう違う??
・・・・・知らん!

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