瀬田清史写真館
Kiyoshi Seta Photo Alubum


ポーランドから
オランダのベニス・・・オランダ旅行 (4)
(2019年4月)  

アムステルダムから北に120kmの所に、ヒートホールン(Giethoorn)という人口2,500人ほどの小さな水郷の里がある。
運河と茅葺き屋根の家に囲まれている村で、日本ではあまり知られていないが、オランダでは人気の観光地だそうだ。中国人がやけに多かった。

泥炭を採掘した跡が水路や湖として残った為、村中に水路が巡らされていて、殆どの家屋は運河沿いに建っている。
陸の道より水路の方が多いと言われるこの村では、小舟と自転車と徒歩が村人の交通手段。(景観を守るために殆どの区域では車の進入が禁止されている)

村人は下の写真の様な橋を渡って、道路から家に行く。
この橋の所へ行くと、年配の女性が買い物をして自転車でやって来た。そして僕に、「この橋を渡って家に行きたいので、自転車の後ろを押して欲しい」と言われ、後ろを押した。この橋は、荷物をつんだ自転車では結構きつい傾斜だった。


話は変わるが、ガソリンの価格はオランダが高い。
ポーランドでは1ℓが約150円、ドイツ、オーストリアでは約180円。
オランダでは何と1ℓが200円以上する。
 













あたり一帯の自然や水鳥などが保全され、村に点在する古い茅葺の家々が手厚く保護されている。現在ではオランダ人が住みたい憧れの村の一つになっているそうだ。この村にホテルもあり、結構安い!

茅葺きの屋根、庭の芝、花等きれいに手入れされている。
どんなに土砂降りになっても水面の高さは概ね維持される仕組みになっているんだそうだ。水面の高さをこれ以上に下げると、土が乾いて陥没してしまうとの事。
 



この家の正面は犬の顔をしているとか・・・・
屋根の二つの窓が目、玄関の庇が鼻、玄関が口。そう言われれば・・・・

始めは二人乗りの自転車で村中を走るつもりだった。
が・・・・自転車のサドルの位置がとても高い。
それでもなんとか乗ろうと二人で悪戦苦闘していると、まわりの人が大笑い。
結局、乗れないのでキャンセルした。
そういえば、オランダ人はヨーロッパ中で体が一番大きいんだそうだ。
僕達の足が短すぎたのでは決して無い!!!





観光遊覧船もあるが、やはり自分で操作したいので電動ボートを借りた。
たしか、1時間20ユーロ(2,400円)だったと思う。
このボートで狭い水路を走る訳だが、なかなか思うように操縦出来なくて、運河の端や相手のボートに当てたり・・・・道行く人にも散々笑われた。
妻に換わると、悔しいが彼女の方が上手ではないか!
それにしてもうれしそうな顔をしてますね・・・
狭い水路を抜けると、「ボーフェンウエイデ湖(Bovenwijde)」に出る。
海のようで、広かった・・・・・・
 
湖の中に家が・・・・


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